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資格取得で差をつける

資格があると有利

介護職には様々な資格が用意されています。そのため、職場によっては資格手当が支給されることもあります。高給与を得るためには資格取得がポイントとなるため、常に学ぶ意識を持って取り組んでいきましょう。以下に、資格ごとに具体的な手当の額や、資格取得の際におすすめのスクールを紹介していきます。

資格があると有利

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は介護職の入門資格です。受講期間は2週間~3ヵ月程度で、介護職としての基本的な知識や技術を学べます。介護職員初任者研修の資格手当は2000円~5000円が相場です。訪問介護職員になるために必須の資格で、その他の施設でも採用条件の基準になっていることが多いため、無資格の人はまずこちらの資格を取得してください。

介護職員初任者研修

実務者研修

介護職員初任者研修よりも実践的な知識や技術を学べる資格です。実務者研修の資格手当は3000円~8000円が相場です。介護職の1つの目標でもある介護福祉士を取得するために必須の資格です。

実務者研修

介護福祉士

介護福祉士は介護分野における唯一の国家資格であり、この資格があれば職に困ることはないでしょう。資格手当も1万円~1万5000円と高水準です。介護職としてキャリアアップしていくためには必須の資格で、この資格があれば社会福祉士や介護支援専門員(ケアマネージャー)への道も開けてきます。

介護福祉士

社会福祉士

社会福祉士は相談援助職における国家資格で、介護福祉士と同様に国家試験に合格することで取得できます。なお、国家試験を受験するためには受験資格を満たす必要があります。社会福祉士は直接的な介護に関する資格ではないので、資格手当が支給されないこともあります。支給される場合、多くて1万5000円程度が相場です。しかし、そもそもの給与水準が高いので問題ありません。安定的に高給与を得たい人はぜひ挑戦しましょう。

社会福祉士

介護支援専門員(ケアマネージャー)

介護支援専門員は利用者の介護計画を作成する専門職です。公的な資格であり、実務経験などの要件を満たし、試験に合格することで取得できます。こちらも直接的な介護に関する資格ではないので、資格手当が支給されないことがあります。支給される場合、多くて2万円程度です。しかし、社会福祉士と同様に給与水準が高いため、介護福祉士を取得した後に給与アップを目指して資格取得に挑戦する人が多いようです。

介護支援専門員(ケアマネージャー)

その他の資格

上記以外の資格でも、職場によっては資格手当が支給されることもあります。例えば、介護を必要とする高齢者の住環境を調査・整備する仕事に就く場合、福祉用具専門相談員や福祉住環境コーディネーターなどの資格を取得していると資格手当が支給されます。

その他の資格